ジストニアの鍼灸治療ーたつみ鍼灸院(大阪府 東大阪市 )
ジストニア(痙性斜頸)頼みの綱のボツリヌス菌も効果なし。最後に行きついた鍼灸で治った。(大阪府 東大阪市 女性 Aさん)
このまま一生ジストニア(痙性斜頸)が治らなかったらと思うと夜も寝むれませんでした。
気持ちはどんどん落ち込んでいきました。
病院でもらった薬を飲んでも治りません。
希望を託していたボツリヌス菌の注射も効果がありませんでした。
できたら家から一歩も出たくなかったのです。人からどう見られるかが気になって仕方がありませんでした。
しかし、そういうわけにはいきませんでした。私は大学生です。講義は体を斜めにして聞いていました。
この姿勢では、ノートをとるのはつらかったです。
何とか治りたいこの気持ちが通じたのでしょう。ジストニアの治療をしている鍼灸院を見つけたのです。
「本当に治るの?」半信半疑で鍼灸治療を受けました。
数回の治療後「私の痙性斜頸治りそう」という実感が得られたのです。希望がわいてきました。
鍼灸でジストニアが治るというのは嘘ではありませんでした。
今私はジストニアを克服して普通の大学生活を送っています。
ジストニアで悩んでおられませんか?
動かそうと思っていないのに筋肉が勝手に動く。
筋肉の動きを止めようと思っても止まらない。
異常な筋肉の動きがずっと続いていて止まらないので苦痛は並大抵ではない。
人から見られてもおかしく思われているのではないかと思うと外に出るのもおっくうになる。
絶えず、筋肉に力が入っているので痛くてしようがない。
病院へ行っても治療らしい治療をしてもらえなかった。
このまま一生この状態が続くのかと思うと気がおかしくなる。
ジストニアなら臨床経験豊富な当鍼灸院にご相談ください。
ジストニアは当院が力を入れている治療分野です。
Aさんだけでなく、ジストニアで悩まれておられた多くの方が来院してくださっています。
病院の治療では、ジストニアの回復が見られず、不安な思いをされていた方も「鍼灸ってこんなに効くの!!」と、びっくりされることがあります。
なぜジストニアの治療に当院の鍼灸が期待できるのでしょうか。
それは、長い歴史に培われた中国鍼灸、そして現代医学の研究、さらに豊かな臨床経験に基づいた鍼灸治療だからです。
ジストニアとは…
ジストニアとは、自分の意志とは関係なく筋肉が勝手に動く不随運動の症状の代表的なものです。
目のまわりがピクピク動く、足がつる等で経験しておられるように不随運動は決して珍しいものではありません。
しかし、目の痙攣、コムラ返り等は一時的なものなのに対し、ジストニアは筋肉の異常な動きが持続するので患者さんの苦痛は非常なものです。
また、ジストニアは医療関係者の方でも知らない方が多いため、ジストニアの患者さんは正確な診断、治療を受けられず、悩まれている方が多くいます。
ジストニアは、難治性の疾患である為、苦しい思いをされている患者さんが多くおられます。
ジストニアの症状
ジストニアの代表的な症状として痙性斜頸があります。
痙性斜頸
首が意志とは関係なく勝手に左右上下に傾く。
首が意志とは関係なく勝手にねじれる。
痙性斜頸以外に
足がねじれる。
身体が歪む。
まぶたが勝手に閉じようとする。
口が開いたままで、閉じられない。
唇が突き出る。
顎が左右や前にずれる。
舌がくねくね動く。
舌が口の外に出る。
腕のしびれ、震え、こわばり、脱力によって鉛筆などが持てない。字が書けない、書きにくい。
ピアノ、ギターなど特定の楽器が弾けない、弾きにくい。
痙性斜頸‥‥首が一定の方向に曲がってしまう。
首の周囲には多くの筋肉があります。
前屈、背屈、左右への傾き、左右へまわす、顔を突き出すなど、さまざまな角度に首を動かく筋肉です。
これらの筋肉のうち、1つあるいは複数の筋肉に異常な収縮がおこってしまったら、首の位置を正常に保つことができなくなります。これが、痙性斜頸です。
首の位置が正常でないこと。このことだけでも痙性斜頸の患者さんは大変つらい思いをされていますが、さらにつらくなる要因として、首が曲がっている と、どの痙性斜頸の患者さんも本能的に正常な位置へ首を戻そうとします。
この時にかなりの力を正常な筋肉にかけることになります。その為に正常ながわにも 痛みがあらわれます。
ジストニアの原因
ジストニアの原因は、はっきりしていません。
ただ、患者さんを診ていますと過労などの肉体的ストレスや精神的ストレスとの関係が深いように見受けられます。
まず、何らかのストレスが持続的にあり、疲れていたところに、精神的ストレスや肉体的ストレスが大きくかかってきた時に発症されているようです。
ジストニア以外の不随運動
ジストニア以外の不随運動には、いろいろな症状があります。
下記には皆さまの身近な症状を記してみます。
顔面痙攣
はじめは目のまわりにピクピク動く症状がでます。
時が経つに従って口の周りへも症状が広がってきます。
眼瞼痙攣
上下のまぶたがピクピク動く。
チック
顔のさまざまな筋肉が時々ピクッと動く。
書痙
字を書こうとすると手が震えて書けない。
ジストニアの鍼灸治療の3本の柱
1.ジストニアに有効なツボをとることによって、ジストニアの解消を図る鍼灸治療
2.ジストニアの真の原因に対しての鍼灸治療
ジストニアの真の原因・・・肉体的、精神的ストレスに、アプローチすることによって、1で行なうジストニアの鍼灸治療をより効果あるものにします。
3.全身のバランスを整え、体の中から ジストニアを良くしていく鍼灸治療
全身のバランスを整えることによって、1,2のジストニアの鍼灸治療の効果がさらに確かなものになります。
ジストニアの鍼灸治療の症例
あちこちの病院に行ったが治らなかったジストニア(痙性斜頸)が鍼灸治療で治った。(大阪府東大阪市 男性 Oさん)
お客様との商談の時は、勝手に右へ曲がろうとする頭を手で必死に押さえつけなければなりません。
頭が右後ろへ引っ張られるだけでなく、頸が曲がる度に頸や肩に痛みが走ります。
あちこちの病院へ行ったけれど直る見込みは感じられませんでした。
寝ていても頸が曲がるので苦しくて仕方がありませんでした。
鍼灸の治療の後、頸が少し楽になりました。希望がわいてきました。
鍼灸治療を始めて23日後にはジストニアがだいぶ良くなってきました。
寝ているときは首は曲がらなくなりました。すごい進歩です。
起きた後も、首は曲がりますが自然に元に戻っていることが多くなりました。
13回の鍼灸治療でOさんのジストニアは全く消失しました。
舌が勝手に動くジストニアになってうつ状態に・・・鍼灸治療で回復( 大阪府八尾市 女性 Hさん)
舌が勝手にに動き出したのです。止まるときはありません。
いつもピチャピチャという音が鳴っています。
少し離れていてもそれは聞こえるらしいのです。
外へ出ることが苦痛で仕方ありませんでした。しかし買い物には行かなければなりません。
人の目が気になって仕方ありませんでした。
病院はあちこちに行きました。
脳神経外科でも見てもらいました。原因はわからず治らないまま日ばかり過ぎていきました。
このまま治らなかったらと思うと不安で不安で苦しくなりました。
ここが最後と思って鍼灸治療にかけました。
しかし本当に治るとは思っていなかったのです。それが治ったのです。自分にとっては奇跡以外の何物でもありません。
治療11日後には舌の動きが少なくなってきました。
17日後には舌が動くのがずいぶん減りました。「治る」と思うと楽しくなってきました。
3か月後にはジストニアの症状はすべて消失しました。もうピチャピチャという音はしません。
【使用したツボ】
内関・臨泣・公孫・築濱・足三里・曲池・合谷・太衡・行間・心兪・天突 etc