顔面神経麻痺の治療は病院で受けたのですが、ほとんど良くならないまま「これ以上治療を続けても良くならないから、治療はこれで終わりです。」と言って一方的に打ち切られてしまいました。
目は閉じないし、口も閉じないので、いったいこれからどうしたらいいのか本当に悩みました。飲み物を飲むときはだらだらこぼれるし、髪の毛のシャンプーをするときは目にお湯が入るので痛くてしょうがありません。外出するときはもちろんマスクは手放せません。
笑うと悪い方の顔が動かないので、マスクを外して人前では、笑えないのです。しゃべるのも空気が漏れる気がするので、人としゃべるのも億劫になっていました。このままでずっといくのかと思うと気が落ち込みます。そんな時、知り合いからこちらの鍼灸院のことを聞きました。
ホームページで調べると、顔面神経麻痺のはり・きゅうの治療は早ければ早いほどいいと書かれていました。私の場合、すでに半年以上たっていたので鍼灸で治るのか心配でした。しかし、良くなったんです。針治療のことを知っていたらあれほど悩まなくてもよかったのにと今でも悔しい気持ちになります。
マスクを外して、息子の参観に行った時、担任の先生から「お母さん、顔良くなられたんですね。」と言っていただいた時は天にも上ぼる気持ちでした。
(40代 女性 八尾市、主婦 顔面神経麻痺)