月経前症候群(PMS)―秋田様 鍼灸(はり・きゅう)体験談

あなたの笑顔が見られるまで、月経前症候群(PMS)治療に全力で取り組みます。大阪府東大阪市(八尾市・生駒市)

月経前症候群(PMS)のために月のうち4分の3はつらかった。子供の世話も満足にしてやれない自分が情けなかった。

このページは、あなたと同じ月経前症候群(PMS)に悩み、克服された秋田さん(大阪府八尾市39歳)の体験です。(月経前症候群について詳しく知りたい方はこちらをクリック)

2子出産後出てきた月経前症候群

下の子を出産してから秋田さんは月経前症候群に苦しめられるようになった。最初はそれほどひどくはなかったが、月日が経つにつれてだんだんひどくなっていった。生理痛もひどくなってきた。子供が幼稚園に挙がるころになると、月の内のほとんどを生理に関しての苦しみを味わう羽目に陥った。普通の生活ができるのはわずか1週間だった。

生理前2週間頃から、月経前症候群の症状が出てくる。

頭痛、頭重感、腹痛、むくみ、ひどい倦怠感、イライラ、落ち着かない、憂うつ感、不安感、無気力、など…子どもを幼稚園に送り出した後は崩れるようにして横にならざるを得ない日が続く。立っていることがしんどい。勢い家事もままならない。出来合いの弁当を子供に食べさすのがやっとという日もあった。子どもの世話をもっとしてやりたいと思うものの、気持ちも体もしんどくてしようがない。寝込んでばかりいる自分が不甲斐ない。自分で自分を責める。周囲に自分の苦しさを分かってもらえないつらさもストレスとなって更に症状が悪化しているようにも思える。もう一歩も進めないと絶望感に打ちひしがれる。それでも子供のために何とかしなければと苦しい状況の中で思う。

たつみ鍼灸院との出会い

秋田さんは横になりながらインターネットで検索する。「月経前症候群を何とかしたい。」この一心でたつみ鍼灸院を見つける。
「はり?」と一瞬躊躇の気持ちが起こるが、もうそんなことは言ってられない。治るなら何でもすると決めたのだから。予約を入れた日がやってきた。問診票を書いてから、ベッドに横になる。今までの月経前症候群の症状や自分の苦しさを全部訴える。訴えながら今までの苦しさが思い出されて涙が止めどもなく出てくる。「泣いていいんですよ。今までこのベッドで泣かれた方々皆さん良くなって最後には笑うようになっているから。過去は戻ってこないけれど、今から未来は変えていけるんですよ。」と、言う言葉に不安が消えていく。全部聞いてもらえた。なんだかほっとする。

針治療が始まる。

最初はどんなことをされるのか不安だった。お腹や腕、足などを触られて痛いところを聞かれる。お腹を触られると痛いところがいっぱいあることにびっくりする。自分のお腹なのに気づいていなかった。針を1本さしては痛いところが消えているかを確認しながらの治療に正直ここまで丁寧に見てもらえるのかと驚き。さっき触られて痛かったところが痛くなくなっている。1本1本の針がちゃんと効いているかを確認しながら針を打たれる。この治療だったらよくなりそうと思える。
足の触診時、あまりの冷たさにびっくりされる。

「この冷えが月経前症候群の1つの原因だと考えられるから冷えをなくすように頑張ってくれる?。

もちろん針でも冷え性の治療はしますよ。」と言われる。秋田さん自身冷え性を何とかしたいと考えていた。しかし冷え性が治るなんて思っていなかった。冷え性をなくすために自分でできることがあれば頑張ろうと思った。冷え性をなくす方法を詳しく教えてもらう。

針治療が終わると体も心も緩んで少し元気が出てきた。

「この針治療ならよくなりそう。」と思える針治療だったのでしばらく通うことにする。秋田さんは月経前症候群克服のために針治療に通う。毎回の針治療時、秋田さんは自分のしんどい気持ちや体の様子を事細かに訴えた。聞いてもらえることが秋田さんの気持ちを安定させ、不安に押しつぶされそうになっている心の支えになった。秋田さん自身も最初に言われた冷え性を克服するためにできることは生真面目に実行した。これらの諸々のことが秋田さんの月経前症候群を克服する手助けになった。
針治療を重ねるごとに秋田さんに笑顔が見られるようになった。

月経前症候群の症状も少しずつよくなっていった。

もう寝込むことはない。家事もできるようになった。あのつらかった月経前症候群のいろいろな症状が消えた。いまでは、ママさんバレーに参加できるほど元気だ。針治療の最初の時に言われた(最後には笑えるようになりますよ)という言葉は本当だった。
ボールが宙を舞う。相手チームの守りの弱いところを目指してボールをたたきこむ。わーと歓声が上がる。秋田さんはママさんバレーの選手である。相手校と今日は親睦試合である。試合が終わり、体育館の床に座ってしばし休憩。そんな時も秋田さんだけは自分の持ってきた座布団の上に座る。秋田さんがこのようにするにはそれだけのわけがある。冷えないようにと秋田さんが気を付けている内の1つだ。「過去は戻ってこないけれど、今から未来は変えていける」と言われた時、最初は到底信じられなかったけれど、今は信じられる。