過敏性腸症候群ガス型―鍼灸体験談1

あなたの笑顔が見られるまで、過敏性腸症候群(ガス型)治療に全力で取り組みます。大阪府東大阪市(八尾市・生駒市)

学校の授業中ガスが漏れ出した。この地獄の日々からの脱出劇(奈良縣生駒市 10代男性 高校生)

このページは、あなたと同じ過敏性腸症候群ガス型に悩み、克服された中村君(奈良県生駒市 17歳)の体験です。 (過敏性腸症候群のついて詳しくお知りになりたい方はここをクリック)

ガスが勝手に漏れる・・・

学校の授業中、ガスが漏れ出したのだ。これまでもその兆しはあった。お腹が張ってガスがたまって苦しくなる。それも家ではなくて、決まって授業中。
そしてガスがたまるだけでなく勝手に漏れてしまうという事態にまで陥ったのであ
る。中村君はインターネットで自分の症状のことが載っていないかを調べまくった。
そして病名が明らかになる。

「過敏性腸症候群ガス型」であることを・・・

しかし、調べれば調べるほど悲観的になってきた。
「過敏性腸症候群ガス型」は、病院に行っても治らないという記事が多すぎた。
学校に行けば地獄の苦しみが待っている。ガスが漏れないように漏れないように祈る思いの毎日。しかし体は中村君の思いを無視してガス漏れを起こす。授業中もガスのことが気になって勉強に集中できない。
中村君は自分の身に何が起こっているのか分からなかった。不安不安不安・・・

「過敏性腸症候群ガス型」なんて言う病気があるなんて

知らなかった。

ストレス社会の現在、大人だけでなく、子供達にもストレス社会を反映していろ
いろな問題が出てきている。
受験戦争の真っただ中にいる高校生はその最たるもので、心身ともに苦しんで
いる方々がいる。
受験戦争の入り口にさしかかった高校2年生の3学期、中村君は自分の身にお
こってきたことに悩んでいた。
それは誰にも相談できないことだった。

常に周りの友達の顔色を気にしている自分。

いつも、周りの人の顔を気にしている。
笑い声が聞こえると自分が笑われているのかと思う。
いやな顔をしていると、自分のせい?とついつい思ってしまう。
教室では1番後ろの席になるように願っていても、これもくじ引きでどこの席にな
るかはわからない。
真ん中の席になれば最悪。2か月死ぬような思いで過ごしてやっと春休みを迎えた。
「過敏性腸症候群ガス型」の生徒が学校をやめざるを得ない気持ちになるのが理
解できる。中村君も春休みがもう少し遅かったら学校へ行きたくても行けなくなっ
ていたかもわからない。
春休みに入っても中村君の心は沈んだままだった。自分の病気が治らなかったら…と思うと夜目が覚めてしまう。

勇気を出して「過敏性腸症候群ガス型」のことを母親に相談

意を決して中村君は「過敏性腸症候群ガス型」のことをお母さんに相談する。
春休みが終わろうとしている4月7日。
多感な時期にある高校3年生の中村君にとってガスのことをお母さんに相談する
のはこれも死ぬほどの決意がいるものだった。
しかし、高校3年生をあの悪夢のような2年生の3学期と同じ思いで過ごすこと
を考えるとお母さんに相談するしかなかった。
そしてこれが正解だった。
お母さんは、最初それは受験を控えて過敏になっている息子の気のせいではない
かと考えた。
そういう症状があるということを今の今まで聞いたことがなかったのだから仕方が
ない。
明日から3年生になる。

またあのガス漏れの地獄を味わうなんて

考えただけでも苦しくなる。中村君は必死にお母さんに訴えた。
インターネットの「過敏性腸症候群ガス型」の画面を見せながら・・・お母さん
もインターネットの場面を見せられると、中村君の思い過ごしでないことができた。
そして、たくさんの方々が「過敏性腸症候群ガス型」に苦しんでおられることを―
その中に我が息子がいることを―もう目の前に春休みの終了が迫っている。
何とかしなければと必死な思いでインターネットを二人で調べる。
このようにして当鍼灸院にたどりつかれたのです。早速予約を入れられる。

たつみ鍼灸院で「過敏性腸症候群ガス型」の鍼灸治療を受ける。

当鍼灸院に予約を入れたものの「過敏性腸症候群ガス型」は本当によくなるのか
中村君もお母さんも不安な気持ちでいっぱいだった。
そして針は痛くないのかなど心配なことが次から次へとお二人の頭をよぎる。
電車の中ではガス漏れのことも心配になる。
緊張すれば緊張するほどにガスがたまってきてお腹が張ってくる。
「過敏性腸症候群ガス型」っていうのは厄介な病気だ。
やっと、たつみ鍼灸院にたどり着いた。問診票に書き、針治療が始まった。
「過敏性腸症候群ガス型」以外に寒がり、冷え症、便秘、 立ちくらみ、不安感、
イライラ、眠りが浅い、お腹が張るなどの症状もあった。

初めての鍼灸治療

最初はどんなことをされるのか不安でいっぱい。(中村君)

体のあちこちを触られて、痛いところを聞かれる。
お腹を触ってもらった時痛いところがいっぱいあることにビックリ!
針を1本刺しては痛いところが消えたかを
確認されながら針を打たれる。
さっきまで押されて痛かったところが消えているのにビックリ!
1本一本の針がちゃんと効いているかを調べながら打っていく。
この治療だったら治りそうと思えてくる。少しだけ元気が出てきた。
針治療が終わるころにはあれほど冷たかった足が
ほんのり温くなっている!

息子も不安だったでしょうが、私も不安でした。(お母さん)

「過敏性腸症候群ガス型」って初めて聞く病名でした。

針で本当に「過敏性腸症候群ガス型」が治る?っていうことも私の不安感をあおっていました。
私自身針治療を受けたことが今までなかったのです。
息子の「過敏性腸症候群ガス型」が治らなかったら…と思うと
生きた心地がしませんでした。
針治療が始まって、息子の足が「こんなに冷たいでしょう」と言われて、足に触ってビックリしました。
氷のように冷たいのです。
運動クラブに入っているので温い足をしているはずなのに…体を作るのは食べ物、飲み物だと言われて「あーそうなんか」と思いました。
考えてみれば大きい魔法瓶に氷をたくさん入れたお茶を持たしていました。
健康にいいと思って生野菜サラダをよく作って出していました。
毎日の積み重ねが大事なんだと教えてもらいました。母として

息子の「過敏性腸症候群ガス型」が治るなら何でもする覚悟でいました。

明日からは教えてもらったように白湯を持たせようと決意しました。
外で走り回る部活をしているので、白湯はかわいそうにも思いましたが
「過敏性腸症候群ガス型」がよくなるなら息子にも我慢させなければなりません。
インターネットで調べた限り、「過敏性腸症候群ガス型」は難しい病気のようです。
命に直接かかわってくる病気ではないのですが、恥ずかしい思いをしなけれがならないので・・・
息子がよりによってこんな「過敏性腸症候群ガス型」になるなんて・・・なぜと思いました。
「過敏性腸症候群ガス型」のために、学校に行けなくなったお子さんがいらっしゃるとネットで知りました。
息子にはそうなってほしくないのです。
胃腸が元気になるように温かい食事作りも目指しました。
「過敏性腸症候群ガス型」のために苦しんでいた息子に気づかなかった自分を反省しました。
よくぞ母親の自分に相談してくれたこととほっとしています。

自分に相談してくれた息子に感謝です。

もし相談してくれていなかったらと思うと恐ろしくなってきます。
「過敏性腸症候群ガス型」の患者さんの記事を読めば読むほどにその感がしてならないです。

「過敏性腸症候群ガス型」のために週1回のペースで当鍼灸院に通院。

2回目からは中村君1人で来院。
良くなったと思えるほどの変化はなかったものの少しだけ自分が元気になっている。
お腹も楽。ガスも気持少ないのでは…
花粉症で鼻づまりを起こしていたのが治っているのに驚く。
1か月たったころ、「過敏性腸症候群ガス型」の状態が、よくなってきていることに気づく。

ガス漏れが少なくなってきた。

ガス漏れが気になって緊張していた3年生の始まり
やはり「過敏性症候群ガス型」のことが頭から離れなかったが、2年生の時とは違う。
つねに人の顔が気なって仕方がなく、おどおどしていた2年生の時。
休み時間、笑い声が聞こえると自分のことを言われているのかと気になって仕方がなかった。
その時から考えると、少し強くなった自分を発見してびっくりしている3年生の今。

たった2ヶ月で「過敏性腸症候群ガス型」から解放された。

鍼灸治療後2か月立った時には、全く「過敏性腸症候群ガス型」のことは気にならなくなった。
お腹が張って苦しい思いをすることもない。
夏休みには部活も終わって、本格的に受験一色の学校生活になる。
今は「過敏性腸症候群ガス型」を全く気にせず勉強に集中できていることがうれしくて仕方がない。
受験が苦しくないと言えばうそになる。
しかし、「過敏性腸症候群ガス型」のことで苦しんだことを思えば乗り切っていける。
たつみ鍼灸院への通院も「あとは毎日の生活に気を付けてくださいね。」と言われて終了した。

「過敏性腸症候群ガス型」から解き放たれて・・・

ガス漏れにおびえることがなくなった今は最高に幸せ。
中村君は放課後の部活に汗を流す。
「暑い!!」運動場で思いっきり走り回る。
汗が流れ落ちる。しかし気持ちは最高。
「過敏性腸症候群ガス型」で苦しんでいた時、心が縮かんでいた。
どんどん心が縮かんで終いには、なくなってしまうのではないかと心配になるほどだった。
苦しくて苦しくて仕方がなかった。今は授業中勉強に集中できる。
席替えの時もドキドキしなくてよい。どこの席になっても大丈夫。
「過敏性腸症候群ガス型」のことは気にならなくなった。
あのころは頭の中は「過敏性腸症候群ガス型」のことでいっぱいだった。
勉強なんてできなかった。
今は「過敏性腸症候群ガス型」のことは忘れていることのほうが多くなった。
あの時恥ずかしかったけれどお母さんに相談してよかった。
鍼灸院で針治療を受けるのは本当言って怖かったけれど受けて良かった。
「過敏性腸症候群ガス型」の人に言ってあげたい。
「過敏性腸症候群ガス型」は心配しなくても治りますよ。って。