慢性疲労症候群

慢性疲労症候群の鍼灸(はり・きゅう)治療ーたつみ鍼灸院(大阪府東大阪市)

慢性疲労症候群とは・・・

皆様の周りの方の中で「慢性疲労症候群(CFS)」のことをご存知の方はいらっしゃいますか?多分100人のうち1人もいらっしゃらないのではないでしょうか。ほとんどの方は慢性疲労という言葉から普通の慢性疲労(疲労が慢性化したもの)を考えられるでしょうね。そのために「慢性疲労症候群」の方は周りの人の無理解の中で生活されていることが多く、大変不利益を蒙っておられる方が多いのです。「慢性疲労症候群(CFS)」は「慢性疲労」にとどまらず、長期間にわたり、日常生活に支障をきたす病気です。「慢性疲労症候群」は、それまで健康に生活していた人が、突然激しい全身倦怠感に襲われ、それ以降、強い疲労感とともに、様々な症状が長期にわたって続きます。通常の疲労とは違います。休養をとっても疲労感や症状は治まりません。

そのために職場や学校をたびたび休まざるを得なくなるなど社会生活にも支障をきたすようになります。

「慢性疲労症候群」の様々な症状

微熱、頭痛、筋肉痛、脱力感、思考力の障害、抑うつ等の精神神経症状など

「慢性疲労症候群」の方が受けておられる不利益

「慢性疲労症候群」は、精神的な病気と思われがちで、心療内科の受診を勧められることが多いのです。精神的な病気ではないので、処方された(抗鬱剤)等の薬は効果がありません。「慢性疲労症候群」を診断できる病院が少ないので、患者はどこに行ったらいいのかわからないのが現状です。「慢性疲労症候群」の発病のメカニズムはまだ解明されていません。そのために現代では、いまだ、治療薬が開発されていません。「慢性疲労症候群」の患者さんの中には自立した生活が困難で、日常生活のほとんどを横になって暮らさなければならない方もおられます。しかし、「慢性疲労症候群」のことを知っておられる方が少なすぎるので、「怠けている」などの誤解をされて苦しい思いをされておられる方も多いようです。「慢性疲労症候群」の患者さんの中では、疲労のための月に数日以上は、社会生活や仕事ができず休まなければならない方もおられます。

そのために、職場を去らなくてはならない方も多くいらっしゃいます。

 

 

「慢性疲労症候群」の原因

原因は最近の研究では、①脳の炎症②脳の機能障害の2点であることがわかってきています。「慢性疲労症候群」の発病のメカニズムまだ解明されていませんが、次のようなことがきっかけになって発症することがわかってきています。

  1. ウイルスなどによる感染症
  2. 精神的ストレス
  3. 身体的ストレス 過重労働、オーバートレーニングなど
  4. 物理的ストレス 熱中症、紫外線、騒音など
  5. 科学的ストレス ホルムアルデヒドなどの化学的物質

これらによって引き起こされ、神経系、内分泌系、免疫系など体の様々な変調を伴う病気が「慢性疲労症候群」なのです。

 

 

 

「慢性疲労症候群」の鍼灸(はり・きゅう)治療

「慢性疲労症候群」の患者さんを診させていただいて

「慢性疲労症候群」の患者さんに共通することがあります。慢性疲労症候群」の症状以外に

  1. 免疫系の弱さ。(常に風邪をひいておられたり…)
  2. 胃腸の不調 (便秘や下痢、食欲不振、胃の不調など)
  3. 体の冷えあるいは低体温
  4. 自律神経失調症
  5. 睡眠障害

などを強く訴えられます。

 

これらの体の変調を鍼灸(はり・きゅう)で回復させていくとともに、「慢性疲労症候群」の原因になっている精神的ストレスなどからの早い回復あるいは、ストレスに強い体作りを目指します。

 

そのために鍼灸(はり・きゅう)では何をするのか?

A、①②③④⑤に共通するのは「冷え」です。

すなわちエネルギー不足なのです。それも半端じゃないほどのエネルギー不足なのです。胃腸の不調や自律神経失調症、睡眠障害などのためにエネルギー補給ができない体になっておられます。

さらに悪いことに、免疫系の弱さのためにエネルギーを人の何倍も必要とする体になっておられるのです。

入ってくるエネルギーは少なくて、出ていくエネルギーは多すぎるこういう状態に陥っておられます。

エネルギーが足らないために睡眠もとれない。(眠る為にもエネルギーは必要なのです。ご存知なかったですか?)

食欲はないのであまり食べれない。

このマイナスエネルギーの体を何とかしないと「慢性疲労症候群」からの回復は望めません。

B、鍼灸(はり・きゅう)では、冷えの克服、睡眠がとれる体、食べられる体、自律神経が整った体作りを目指します。

そして、

C、全身のバランスを整え、体の中から「慢性疲労症候群」が良くなっていく鍼灸(はり・きゅう)治療をします。

 

以上のような鍼灸(はり・きゅう)治療をすることによって自然治癒力が働く体になります。

自然治癒力が働くようになればしめたものです。

あなたの体の各組織は「慢性疲労症候群」の回復のために働き始めます。

 

慢性疲労症候群の鍼灸治療の症例

Aさん (30代)男性 大阪府東大阪市

当鍼灸院に来院されたAさんは、2年前から「慢性疲労症候群」として診断され、処方されたビタミン剤と漢方薬を飲んでおられました。

また、あちこちの鍼灸院に慢性疲労症候群の鍼灸治療に通われましたが、今ひとつ、改善の兆しがないとのこと。

仕事も辞めてアルバイトをしていたが慢性疲労症候群のためにそのアルバイトもしんどくて行けなくなったとのことです。

Aさんは慢性疲労症候群のために激しい疲労、下痢、頭重、めまい、立ちくらみ、イライラ、焼けるようなのどの痛み(声を出しにくい)、胃の痛み、目の疲れ、腰痛、膝痛、足の痛みやふくらはぎのだるさ、、睡眠障害などの症状を訴えられました。

当鍼灸院には、1週間に1~2回、慢性疲労症候群の鍼灸治療に通われました。

半月後、慢性疲労症候群の症状に回復の兆しが見られるようになってきました。
体全体としてはすこし、軽くなって来たとのこと。

以前は少し立っていると、慢性疲労症候群のために疲れて仕方がなかったが、2時間ぐらい立っておれたとのことです。

その後、慢性疲労症候群の症状は一進一退の状態が続くときがあったものの、鍼灸治療を重ねる度に少しずつ、慢性疲労症候群の症状が改善されていきました。

2ヶ月後には、足のだるさがましになり、
4ヶ月後には、アルバイトを探されて少しずつ、行かれるようになりました。
5ヶ月後には、フルで働く仕事に就かれるようになりました。

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