めまいの不安感と恐怖感と戦って勝利へ (Uさん 大阪府)

めまいの症例

患者様と当鍼灸院が二人三脚でコツコツと治療実績を積み上げて参りました。
めまいでお悩みの方はどうぞお気軽にご相談下さい。

めまいの不安感と恐怖感と戦って勝利へ

普段は元気すぎるほどのUさんです。
ヘルパーの仕事をしながら、 孫の世話をしに行ったり、実母の所へ行ったりと
30kmの道のりを バイクで走り回っておられました。

そんなUさんにめまいが襲いました。動くとぐらっときます。
もちろん、立っていることができません。
病院へご主人の車で連れて行ってもらわれ、薬を1日3回服用されましたが、
一向にめまいは治まる気配がありません。
仕事も休まざるを得なくなり、孫のことも気になるものの、体がいう事を聞いてくれません。
普段お元気だった分、常に横になっていなければならない状態は、
頭の中がネガティブな感情でいっぱいなります。
めまいはいつまで続くのかとの不安感や恐怖感が消しても消しても心に覆いかぶさってきます。

そんな状態で、当院へ来られたUさんは部屋へ入られる時もふらふらされていて、
何か危なっかしい足取りでした。
首を見てみると案の定、右首が異常にこっていました。
めまいの鍼灸治療をすると共に、もちろん右首のこりもとりました。
また、寝起きの仕方もお教えしました。 右を向いて起きる。
左を向いて寝る。この方法で寝起きしていただくと、比較的めまいが軽く寝起きできるようです。
寝たり起きたりする時にめまいがひどくグラグラするとおっしゃっていたUさんにとって
寝起きの時のめまいが軽くなるだけでも気持ちが少し楽になられたようです。

Uさんは鍼灸治療の度に、薄紙をはぐようによくなられていかれました。
最初は
「コンサートに行くの、無理やろな~。申し込んで当たったから行くのを楽しみにしてたのに…」と
落胆されていましたが、このコンサートに行かれることができました。

めまいを克服されたUさんは、また、元通りの元気を取り戻され、
仕事にも復帰、孫の世話、母親の家への訪問等 走り回っておられます。