想像を絶する痛みー群発頭痛から鍼灸で解放された(大阪府 大阪市 40代男性Aさん)
群発頭痛の鍼灸治療について、たつみ鍼灸院で治療を受けられた方のお声をまずは一つご紹介いたします。
こちらの方は定期的に襲ってくる群発頭痛に大変悩まれていました。
群発頭痛に襲われるようになって 年になります。頭痛が起こるのは必ず右半分です。
2年に1回は必ず起こります。
頭痛が起こると地獄です。
もちろん会社へも行けません。ただただ痛みにこらえるだけです。
頭痛専門のクリニックにかかっています。
頭痛予防薬のベラパモル、バルプロ酸、疎経活血湯を服用しています。
しかし、頭痛はよくなりません。
普段でもよく頭痛が起こっています。
群発頭痛も、普段の頭痛もいつも右に起こります。
右の首、肩甲骨、胃の裏から起こります。
目の奥、目の周囲、頭の右、鼻の右(水洟が出ます。)に問題が起こります。
顎にも痛みを感じるときがあります。
普段の頭痛がひどくなると群発頭痛になるので普段の頭痛で、せき止めときたいのです。
鍼灸治療で今のところ頭痛は大ごとにならずにすんでいます。
群発頭痛について
群発頭痛の特徴を一言で言えば「じっとしていられなく、転げまわるほどの激しい頭痛」と言えます。
周期的に激しい痛みが起こるので、生活や仕事に著しい影響を及ぼします。
そして市販の鎮痛薬では改善は期待できません。
・片側の目の奥や眼球を中心に激しい痛みが起こる。
・1度発症すると、以降は必ず同じ側にだけ痛みが生じる。
途中から反対側が痛むということは起こりません。
・痛みの起こる側の顔面や目、鼻にだけ下記のような症状を伴う場合が多いです。
顔面 額や顔面の発汗
目 涙、充血、瞼のむくみ、眼瞼下垂、瞳孔の縮小
鼻 鼻水、鼻づまり
・痛みが側頭部やあごなどに広がることもあります。
群発頭痛の原因
群発頭痛が起こる原因や発症のメカニズムについてはまだ解明されていない部分が多くあります。
現代、有力な説とされているのが、「首、または頸動脈管説」です。
何らかの刺激によって目の奥にある内頚動脈に炎症が起き、血管が拡張すると血管の周囲にある感覚神経や自律神経の交感神経が血管の通り道である頭蓋骨のトンネル壁に強く圧迫されます。
その結果、群発頭痛が引き起こされるとしています。
この説が本当に正しいのか間違っているのか今のところ証明されていませんが、言えることは、臨床に携わっていて感じることは、患者様の生活の仕方を少し変えてもらったら解決するのではないかということです。ないかということです。冷飲、冷食、ストレス、短い睡眠時間などです。
今の治療方法で効果が出ていますか?
・病院で治療してもらっているが群発頭痛は一向によくならない。
・この恐ろしい痛みからはやく永遠に解放されたい。
・大事な時に休みたくないのに、会社を休まなければならないのは本当につらい。
このようなお悩みをはじめ、群発頭痛の治療がうまくいかず、不安な思いをされていた方も「鍼灸ってこんなに効くの!!」と、びっくりされることがあります。
群発頭痛の治療に当院の鍼灸が期待できる理由
1.長い歴史に培われた中国鍼灸と現代医学の研究内容の豊富な知識と経験
中国鍼灸の歴史は2000年と言われています。
長年培われた信頼ある鍼灸の文献をはじめ、現代医学の研究内容や論文から最新の知識を得て、鍼灸治療に生かしております。
例えば一概に群発頭痛と言っても、患者様の年齢も違えば、体質も違います。生活背景も違います。
当院ではこれらの様々な要因を考え、見究め、その方に合わせた最適な治療を行っております。
群発頭痛の真の原因に対しての鍼灸治療
頭部の血行を良くすると同時に、症状が出てきた根本から改善するようにしております。
群発頭痛の真の原因がどこにあるのかを脈診や、触診、舌診、針を打った際の反応などで見究め、それにアプローチすることによって、群発頭痛の鍼灸治療をより効果あるものにしていきます。
3.全身のバランスを整え、体の中からをよくしていく鍼灸治療
群発頭痛は、頭部のみの疾患ではありません。血流など全身のバランスを整えることによって、自然治癒力が十分発揮できる健康な体になります。
血流だけでなく、全身の不調を整えてその方の治癒力を高めることで、群発頭痛の鍼灸治療をさらに効果的にしていきます。
群発頭痛の鍼灸治療(上記Aさんの場合)
Aさんはいつも、右の首、肩、肩甲骨、胃の裏に凝りや痛みを感じておられました。
喘息、中途覚醒(睡眠時無呼吸)、下痢、寒がり、立ち眩み、慢性上咽頭炎、後鼻漏などの症状をお持ちでした。
冷えがきつく、足は氷のような冷たさでした。
普段の飲み物は水、コーヒー、ジュースなどお腹を冷やす食品です。
胃腸も弱く、消化不良、逆流性食道炎にも悩まれていました。
気圧の変化にも敏感で、遠く沖縄に台風が来ただけで頭痛が起こります。
Aさんにとって必要なのは体質改善です。
体を作るのは、食べ物です。胃腸や体を冷やさない食べ物、飲み物をとっていただくようにお願いいたしました。
Aさんは群発頭痛の苦しさから解放されるならと食事に気を付けられるようになりました。
申脈、後谿で冷えをとり、体が温かくなるように気の流れを整えていきます。頭痛にも効果があるツボです。しかし、群発頭痛の場合、頭痛はこれだけでは解決しません。脈を診て風池や風府も時には使います。さらに合谷、あるいは曲池なども使います。
さらにストレスをとり、血流を良くするように太衝に針をします。
このツボをとると、Bさんが訴えられているめまい、立ち眩み、不安感、イライラなどの解消にもつながります。
胃の裏にいつも凝りや痛みを感じておられましたので、胃腸にも問題があります。足三里なども使いました。足三里は頭痛のためにも使うことがあります。
すべては脈やおなか、舌を診て決め、からだの体調を整えていきます。体調が整うと、体の組織が正常に機能するようになります。
正常に機能すれば、自分で自分の体を治すという正しい方向に向かいます。。
鍼灸治療には薬には求められないこのような力もあるのです。
2週間に1回の鍼灸治療ですが、おなかの調子もよくなってきました。
頭痛がないとおっしゃる日もありましたが、首から背中にかけての凝りや痛みは訴えられます。
仕事のストレスや、胃腸の不調が出てくるとこれらの痛みこりが出てくるようです。
しかし、あの恐ろしい群発頭痛からは解放されておられます。
体を冷やす食品-体温より低い温度の食事・生のもの・お茶など熱くても体を冷やす作用のある食品
体を温める食品ーネギ・ショウガ・鶏肉など
使ったツボ(申脈・後谿・風池・太衝・足三里・曲池・合谷・内庭etc)