はり・灸治療で使うツボ

はり・灸治療で使うツボって?

はりや灸で刺激する場所は経絡上にあるツボと呼ばれるところです。

体を触ってみてください。
皮膚の感じが他のところと違っているところはありませんか?

軽く押さえていただくと、痛みやしこりを感じるときもあるでしょう。
ここを押したりもんだり、体が気持ちがいいと感じるように刺激すると自己流の治療になります。

はり・灸治療では、このツボをはりや灸で刺激して、「気」「血」の流れを整えることで、体の働きを調整しています。
はり・灸治療で使うツボについては、足三里や合谷、三陰交などのツボの名前を耳にされているかもしれません。

ツボは全身に非常にたくさん存在します。
ツボってどんなもので、どうしてツボに、はり・灸をすれば、つらい症状-内科的な症状でもあっても軽減されるのでしょうか?

ツボは内臓や、血管、神経、筋肉などに、機能的に連絡しています。
ツボを刺激すれば、内臓の疾患が治り、血行が良くなるなどの治療効果があるのはそのゆえんです。

はり・灸治療のツボには、そのツボ固有の働き(作用-薬性)があります

・例えば足三里には、胃腸の調子を整える。
・おなかのはりを消す。
・消化のはたらきをよくする。
・痛みを止める。
・水分代謝を良くする。
・咳や痰を止める。
・気や血のめぐりをよくする。

などの働きがあります。

しかし、足三里に刺激を与えたからと言ってこれらの作用が起こるわけではありません。
症状に対する判断や体の状態の把握など、的確な診断に基づいた鍼灸治療が必要です。

昔の人はどのようにしてはり・灸のツボを見つけたのでしょうか?

まだ、はり・灸が見つけられていない時代でも、身体のどこかが痛かったり、苦しかったりしたら、患部を自然と手でさすったり、押したりしただろうことは想像できます。
それが、石で押すやり方が見つけられ、青銅器時代には、金属のはりが作られました。
はり・灸治療の始まりです。

最初は痛いところにしていた治療も、長い年月の間に研究の上に研究がなされ、ツボの作用に基づいたはり・灸治療へと発展していきます。

今日、 はり・灸治療は、世界に広がりつつあります。
しかし日本では、未だにはり・灸治療が「物理療法」と見られがちなのはなぜでしょうか?

肩こりなら肩に、腰痛なら腰にと言う具合に単なる物理療法的にはり・灸治療がなされることが多いからではないかと考えると残念です。

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