耳鳴り・難聴の症例

4回のハリ治療で突発性難聴が回復した (Jさん 奈良県生駒市)

ステロイド点滴がいやで突発性難聴の治療をハリ治療に求めて

Jさん(生駒市、30代会社員)が耳鼻科で突発性難聴として診断され、その足で当院へ来院されました。突発性難聴の治療としては一般的にステロイド剤が使用されます。
 
Jさんもステロイドの点滴をしますと言われたのでそれを断っての来院です。
Jさんは、ステロイドだけでなくできるだけ薬のたぐいは余り使用したくないご意向でした。
リウマチを患った祖母の姿を見ていてステロイドのこわさを知り
(骨がもろくなり、ちょっとしたことで骨折が起こり、晩年は立つことさえ〈立てば体重が骨にかかる為骨折する〉できなくなっておられたそうです。)
それ以来、薬を容易に飲まないようにされています。

Jさんの突発性難聴は、突然右耳に耳鳴り(キーン)がおこり、それと時を同じくして右耳の聞こえが悪くなったとのことです。

Jさんの場合、突発性難聴の症状が出て、即来て下さったのでたったの4回のハリ治療で、耳鳴り、難聴という症状は全て消えました。

突発性難聴の方の場合、耳鼻科を受診されてそこでの治療の効果がないときに、鍼灸院に来られるケースが多いのです。Jさんのように発症後即来られるケースは少ないです。鍼灸治療は発症後早ければ早いほどその効果は早いのです。

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 下記にJさんと同じく突発性難聴になられてすぐにこられて1かいの鍼治療でよくなられたSさんのケースを記します。

東大阪市にお住いのSさんは75歳の女性です。落ち込んだ顔つきで来られました。

「夜中の2時に目が覚めたのでラジオを聴こうとしてラジオの電源を入れたんだけど何も聞こえないのです。今までも夜中に目が覚めたらすぐには寝付けないので、ラジオをつけて聞いていたら自然に寝られるのでそうしたんですが・・・なにも聞こえないので[これは大変や]と思ったんです。家族のものを起こすのも夜中なので朝まで辛抱しようと辛抱してたんです。右耳は鼓膜が破れているので元から聞こえないので、左耳まで聞こえなくなったらどうしょうと心配で心配で・・・生きた心地がしませんでした。朝起きてすぐに同居している息子夫婦に言ったら朝1番に耳鼻科の医者の所に連れて行ってくれましてん。突発性難聴ということで薬をもらって帰ってきたのですが、このまま聞こえなくなったらと思うといてもたってもおれず・・・」

Sさんにとって右耳に続き左耳まで聞こえなくなったら大変なことです。風邪を少し召してられましたのでまず風邪の治療をしました。風邪といってもSさん自身の自覚症状として風邪の症状がまだ出ていない段階です。脈を診ると風邪と出ていましたので風邪の治療を優先させました。こののち突発性難聴の治療をして終わらせました。

翌日、弾んだ声でSさんから電話がありました。「先生、耳が聞こえますねん。うれしくてうれしくて・・・」

Sさんの場合もJさんと同じで突発性難聴の発症から当院に来てくださったのが非常に早かったので鍼治療の効果が早く出たのです。

 使ったツボ
中渚・臨泣・合谷・太衝・三里・照海・然谷 etc

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